学習メモ:[改訂新版]プロのためのLinuxシステム構築・運用技術 第6章 Linuxサーバーの問題判別
第6章 Linuxサーバーの問題判別
6.1 問題判別の基礎
Linuxサーバー管理者がとるべき調査について以下のように進め方を整理し、各項目について解説してくれています。
順序 | 調査名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 初期調査 | 問題が発生しているシステムから、問題判別の基礎資料を収集する |
2 | 基本情報の収集 | インターネット、その他の情報原から問題判別に有用と思われる情報を収集する |
3 | 詳細調査 | 収集した基礎資料と関連情報をもとに、問題の原因を発見するためのより詳細な情報の収集・分析を行う |
4 | 専門家へのエスカレーション | 適切な専門家に情報を伝達し、支援を依頼する |
6.2 カーネルダンプの取得
Linuxが想定外の異常によりカーネルパニックを発生した場合、物理メモリ―内にある情報を「カーネルダンプ」により出力する機能があります。このカーネルダンプを用いて想定外の異常について解消する手がかりを得ることができます。ここではカーネルダンプの設定方法を記載してくれています。
6.3 パフォーマンスの問題判別
サーバー運用中、パフォーマンスが想定していたものよりも得られないという状況が起こりえます。そのような時の問題判別手順についてここでは解説してくれています。
6.4 緊急モードによる障害対応
ルートファイルシステムの内容が破損し、サーバーが正常に起動しなくなるような場合に「緊急モード」でサーバーを起動し、ルートファイルシステムの状態を確認する方法があります。ここでは、その方法について解説してくれています。